「月桂樹洋服店の紳士たち」が遺作に キム・ヨンエ他界

   

「月桂樹洋服店の紳士たち」のお母さん役、シングの奥様役の女優キム・ヨンエさんが他界されました。実は「月桂樹洋服店の紳士たち」の撮影は病院から撮影現場に通うという状態だったようで、延長となった回には出演できませんでしたが、全50話を演じきった彼女の演技への情熱には脱帽です。

聯合ニュースより

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2012年、 「太陽を抱く月」に出演中に膵臓がんの診断を受け、かなり深刻な状態であった中、周囲に知らせずに病院に通いながらドラマの撮影を終え、その後9時間にも及ぶ大手術を受けたそうです。普通の人であれば治療に専念するのでしょうが「演技をしなければもっとつらい。」とドラマや映画の撮影をつづけられたそうです。「演技をしていれば耐えられる。」とより活発に演技活動をされ、ドラマ「わが愛しの蝶々夫人」「メディカルトップチーム」「美女の誕生」「キルミーヒールミー」「魔女の恋愛」「ドクターズ」、映画「殺人の告白」「弁護人」「私たちは兄弟です」「めまい」「明日へ」「許三観(ホ・サムグァン)」「特別捜査:死刑囚の手紙」「仁川上陸作戦」「パンドラ」は闘病中に出演した作品です。

そして昨年8月に始まったKBS 2TV週末ドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち」では 大奥様の役にキャスティングされます。共演者の俳優チャ・インピョは、キム・ヨンエとのエピソードを聯合ニュースに話しています。

「キム先生と撮影初盤、控え室で一緒になった時’月桂樹洋服店の紳士たちの50話が終わるまででも生かして欲しいと神様に祈った。どうか祈りが通じ、一緒に働く制作陣や俳優陣、そして視聴者の皆様に自分の体調のせいで迷惑をかけたくない。’とおっしゃられた。」と語り、「いつもは鎮痛剤を打っているが、ドラマの撮影の時は演技に影響するからか鎮痛剤を打たずに我慢され、クタクタになられていた。最後の10週は本当に全てを燃やし演技されていた。」と付け加えています。

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どんどん弱っていく体と底をついた体力についにドラマ撮影開始2ヶ月後、病院に入院してしまいます。以後、毎週木曜の撮影日には外出許可を取り、ヨイドのKBSの録画スタジオに通い続けたそうです。担当医はこれ以上撮影を続けるのは無理、すぐに辞めるように告げたそうですが、故人は作品に迷惑がかかってはならないと予定通り6ヶ月間、全50話に出演をしました。 「月桂樹洋服店の紳士たち」は人気ドラマであったので、4話が延長となりましたが、延長分には出演されていません。

そして身辺整理をされ始めます。自ら遺影の写真と死装束を選び、お葬式の段取りも全て決め、死を目前にし女優人生を振り返る最後のインタビューを聯合ニュースと進めたそうです。

「私が直接全部整理して行かないと気持ちが落ち着かない。」と言っていたキム・ヨンエは2月初旬、「もうすべて整理を終え、気持ちが楽になった。」と話していたそうです。

聯合ニュースの記事には「月桂樹洋服店の紳士たち」撮影最終日のキム・ヨンエの映像もついています。本当にもっている力を全て使った様子です。聯合ニュースは5度に渡りインタビューを行ったそうです。

「死ぬの。報道して欲しい…女優人生を歩ませてくれた全てに感謝」
「俳優は謙遜すべき。運よく良い配役に出会えれば名誉を得られるから。」
「死を目前にして心残りはないです。でも演技は少し心残りではあります。これくらいの女優を育てようとすれば40~50年をかかるから。それ以外は未練も心残りもありません。」

故人のご冥福をお祈りします。

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